小説「祐介」
【「祐介」が「世界観」に成長してゆく過程を物語として描いた半自伝的小説。
全く売れる兆しのないバンドマン「祐介」が夢と現実のはざまで葛藤しながら過ごす日常を描いた作品】
――小説「祐介」に出てくるひとは実在する?
昔、うまくいかない時に腹の立つ人がいっぱいいたなぁ。って思ったんですけど、それって財産だなと思っていて。いい人だったり良くしてくれた人よりも、自分の音楽にとっては大事な人だったなと思って、今回は敬意をもってすごくイヤな感じで書きました(笑)。
自分たちがいた場所って、富士山の樹海みたいな場所だったんですけど、そこも自分のいた場所なので提示したいなっていう気持ちで書きましたね。
――ミュージシャンにしか書けないもの
歌詞を書いているのでそれも癖になっている所もあるんですけど、町田康さんがすごく好きで、リズムを感じる文章は意識しました。
バンドを結成してからは10年以上経っているんですけど、数年前までかなり腐っていて、ツバかけてやるような気持ちで、何か一つでも残したいと思ってずっと歌っていましたね。
周りの同じような売れていないバンドの人が就職していくのを見ると沼から抜け出られたんだなって思ってうらやましく思っていました。
○書籍情報
尾崎世界観さんの初小説「祐介」は文藝春秋より発売中です!!
「詳しい情報は「クリープハイプ Official web site」へアクセス!」
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【「祐介」が「世界観」に成長してゆく過程を物語として描いた半自伝的小説。
全く売れる兆しのないバンドマン「祐介」が夢と現実のはざまで葛藤しながら過ごす日常を描いた作品】
――小説「祐介」に出てくるひとは実在する?
昔、うまくいかない時に腹の立つ人がいっぱいいたなぁ。って思ったんですけど、それって財産だなと思っていて。いい人だったり良くしてくれた人よりも、自分の音楽にとっては大事な人だったなと思って、今回は敬意をもってすごくイヤな感じで書きました(笑)。
自分たちがいた場所って、富士山の樹海みたいな場所だったんですけど、そこも自分のいた場所なので提示したいなっていう気持ちで書きましたね。
――ミュージシャンにしか書けないもの
歌詞を書いているのでそれも癖になっている所もあるんですけど、町田康さんがすごく好きで、リズムを感じる文章は意識しました。
バンドを結成してからは10年以上経っているんですけど、数年前までかなり腐っていて、ツバかけてやるような気持ちで、何か一つでも残したいと思ってずっと歌っていましたね。
周りの同じような売れていないバンドの人が就職していくのを見ると沼から抜け出られたんだなって思ってうらやましく思っていました。
○書籍情報
尾崎世界観さんの初小説「祐介」は文藝春秋より発売中です!!
「詳しい情報は「クリープハイプ Official web site」へアクセス!」

